こんにちは。
今回がENT+初投稿になります、デザイナーのまるたと申します。
これからデザインに関する記事をたくさん投稿していきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします!
突然ですが、皆さんはアニメやゲームのロゴデザインを意識して見たことはありますか?
ロゴはその作品の顔と言っても過言ではないくらい重要なもので、よく見てみると作品の世界観がふんだんに盛り込まれていたり色々な発見があります。
今回は、そんなロゴデザインを構成する要素の1つである「モチーフ」に注目して、文字の一部を特徴的なモチーフに変換しているロゴデザインをいくつか紹介したいと思います。
異世界薬局
TVアニメ『異世界薬局』のロゴ。
異世界の「世」の一部分に薬品の入った試験管のモチーフが組み込まれており、タイトルとの親和性を感じられるロゴです。
試験官のモチーフがロゴタイプに綺麗に馴染んでいて、シンプルでありつつも世界観を感じられますね。
小林さんちのメイドラゴンS
TVアニメ『小林さんちのメイドラゴンS』のロゴ。
一際目立つドラゴンのモチーフが「S」を象っています。
とても特徴的なモチーフなので、この「S」1つでロゴマークとして成立しており、公式サイトのローディング画面でも使用されています。
うちの師匠はしっぽがない
TVアニメ『うちの師匠はしっぽがない』のロゴ。
しっぽの「し」に狸の尻尾のモチーフが使用されていて、和風でありつつもポップさを感じるロゴです。
こちらに関しても、和の雰囲気を演出している筆の掠れが特徴的なので、尻尾のモチーフのみでロゴマークとして成立しており、公式サイトのローディング画面でも使用されています。
Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-
TVアニメ『Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-』のロゴ。
「O」や「!」の点部分がネジやナットのモチーフになっています。
不揃いに並んだロゴタイプと手書き風の「どぅー・いっと・ゆあせるふ!!」の文字によって手作り感が強調されており、上記のモチーフも相まって、DIYをテーマにしているアニメの世界観を感じられるロゴです。
Pikmin Bloom
スマホゲーム『Pikmin Bloom』のロゴ。
「P」と「O」に花のモチーフが組み込まれており、ピクミンの頭の花を想起させられるだけでなく、マップ1面を花畑にしていくゲームシステムとの親和性を感じられるロゴです。
シンプルながらも自然を感じる配色で、温かみのあるデザインですね。
NEEDY GIRL OVERDOSE
ADVゲーム『NEEDY GIRL OVERDOSE』のロゴ。
「O」の部分が動画の再生ボタンのようにデザインされており、配信者の主人公が動画配信によってフォロワーを増やしていくゲームシステムにリンクしたモチーフになっています。
ゆめかわいい雰囲気の中にグリッジノイズによる不穏さが見え隠れする素敵なロゴですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、文字の一部を特徴的なモチーフに変換しているロゴデザインをご紹介しました。
こうして様々なタイトルロゴを見てみると、作品の世界観を表現する工夫がたくさん盛り込まれている作品愛に溢れたロゴばかりでとても勉強になりますね。
他にも素敵なタイトルロゴの作品がたくさん存在しているので、是非調べてみてください!