ゲーム・アニメなどエンターテイメントのプロモーション・Web制作に
関わる人に少しプラスになる情報を発信するメディア

WEB

IT/Web業界でよく使われる用語解説!【基本編】

目次

  1. 会話・打ち合わせ編
  2. スケジュール編
  3. WEBサイト制作実践用語 -基本編-
  4. WEBサイト制作実践用語 -デザイン編-
  5. WEBサイト制作実践用語 -開発編-
  6. -まとめ-

こんにちは。コーダーのアキモトです!
どの業界にも専門用語やよく飛び交う用語があるものですが、WEB業界もご多分に漏もれず、たくさん存在しています。
初めて参加した打ち合わせで「???」となる人も少なくないかと思います。(かく言う私もそのひとり…。)

今回は、弊社でもよく使う/聞く用語をピックアップしてご紹介します。
ざっくりでもいいので少し頭に入れて、1つでもハテナが消えるよう頭に入れてから打ち合わせなどに挑んでみてください!

会話・打ち合わせ編

会話・打ち合わせ編

会話や打ち合わせでよく使う/聞くものをまとめました!

アサイン

任命する、割り当てるという意味。つまりアサインされればそのプロジェクトのチームの一員ということですね。

例文:
「そのプロジェクトのデザイナーはAさんにアサインしました。」/「Bさん、来月のアサインについて相談できますか?」

リソース

プロジェクト進行において必要な人員や資金、設備などのこと。主に人的資源の意味で使われることが多い印象です。

例文:
「ちょうどその時期はコーダーのリソースが不足しています。」

アジェンダ

会議の目的や流れなどを示すもの。
具体的には会議やミーティングにおける「5W1H(いつ、どこで、誰が、何を、何のために、どういった目的)」を明示する役割の書類です。

レジュメ

上記のアジェンダと混合しがちなこちら。
レジュメは会議などで、発表する内容を要約した資料を指します。

工数

そのサイトやプロジェクトに必要な時間を指します。
また、その際は人日(1人日=1人が8時間稼働)という単位で見積りにも使用されたりします。

キックオフ

プロジェクト開始時に最初に行うミーティングをキックオフミーティングと言います。
プロジェクトの概要やメンバーの顔合わせなどの役割を持ちます。

ブレスト

ブレーンストーミング(Brainstorming)の略。
1つのテーマについて参加メンバーで自由に意見を出し合うという形で議論します。
弊社ではアイデア出しのような形でカジュアルに行われます。

スケジュール編

スケジュール編

スケジュールを組む、実際に進行する、となった時によく聞く用語をまとめました!

オンスケ

オンスケジュールの略。
当初のスケジュール通りに進行できているという意味で使われます。

例文:
「A案件でオンスケで進行できてるので問題ありません。」

リスケ

リ・スケジュールの略。
何か都合があって再度スケジュールを組み直すという意味です。

例文:
「先方との打ち合わせ、担当者の都合でリスケになりました。」

フェーズ

案件進行において、段階的にするべきことを区切って進行した場合の各段階のこと。

例文:
「C案件は今デザインフェーズ進行中です。」

ペンディング

保留という意味。
例えば何か決めるべきことがまとまらなかったり何か問題が発生して進行ができなくなった際に起こりうる状態です。
延期になったり、再度スケジュールを組み直したり…ということが発生します。

例文:
「Y案件、先方でもう一度施策を練り直すとのことで一旦ペンディングになりました。」

バッファ

スケジュールやリソース確保において余裕を持たせていること。

例文:
「D案件は念のため、デザイン確認時間にバッファを持たせています。」

ローンチ

サービスの開始という意味ですが、WEB業界では新規サイトの公開を指します。

例文:
「Bサイトは3/28にローンチ予定です。」

WEBサイト制作実践用語 -基本編-

WEBサイト制作実践用語  -基本編-

実際にサイト制作が開始していく中で使われる用語を解説します。

レギュレーション

WEBにおけるレギュレーションは、サイト制作においての「仕様や規定」を取りまとめたドキュメントを指します。
例えばデザインレギュレーションでは使用できる色やフォントなどがまとめられていたりします。

ワイヤーフレーム

Webサイトの設計図のことです。
実際にデザイン・コーディングに取りかかる前に掲載要素を整理したりするのに使用します。

サイトマップ

サイト内にあるコンテンツ(TOPページ、お問い合わせページなど)を簡潔にまとめたものです。
また、遷移図の役割を持たせることもあります。
制作会社とクライアントでサイトの内容を共有するためのドキュメントとなります。
※検索エンジンのインデックス促進用に作られるものもサイトマップと呼ばれます。

LP(エルピー/ランディングページ)

サイト上にユーザーが最初に訪問したページのことですが、基本的に広告施策用に制作されたWebページのことを指すことが多いです。
1枚の長いページに情報が詰め込まれている作りになっています。
例えばスマホゲームのキャンペーン施策のページだったりも含まれます。

PC

「ピーシー」と読みます。パソコンのことですが、なぜかそう言います。

SP

「エスピー」と読みます。スマートフォンのことですが、なぜかそう言います。
筆者は友人との会話でうっかり使い、ちょっぴり恥ずかしい空気になりました。
クライアントや一般の方には「スマートフォン」、「スマホ」とお伝えした方が良いかなと思います。

ECサイト

ECはElectronic Commerce(エレクトロニック・コマース)の略です。
簡単に言うと、ネットショッピングができるサイトのことです。

UI

User Interface(ユーザーインターフェース)の略。
ユーザーとサービスの接点、つまりユーザーの視覚に触れるすべての情報のことを指します。
後述のUXへ上手く導くためのデザイン的要素が強いです。
日常生活で言うと、自動販売機でジュースを買おうとした際に、直感的に行うべき操作がわかるのが「良いUI」と言えます。

UX

User Experience(ユーザーエクスペリエンス)の略。
ユーザーがサービスを通して得られる体験のことを指します。
日常生活で言うと、”自動販売機でお金を入れてボタンを押したらジュースが買えた”というのがUXとなります。

WEBサイト制作用語 -デザイン編-

WEBサイト制作用語  -デザイン編-

デザイン関連でよく聞く用語を紹介します。

フォトショ

Photoshop(フォトショップ)というAdobeからリリースされているソフトのこと。
多くのデザイナーさんがこのソフトを使用してデザインを作成します。
Photoshopで作成したデザインデータは「PSD」ファイルと言います。

イラレ

Illustrator(イラストレーター)というAdobeからリリースされているソフトのこと。
ベクター形式という、図形を作成するドローソフト。Photoshopで作成したデータとの違いは拡大・縮小しても粗くならないということ。
Illustratorで作成したデータは「Ai」ファイルと言います。

デザインカンプ/ラフ

制作前にクライアントに提出する「デザイン案・デザイン見本」のこと。
デザインを作り込んでから見せてみたら、全然先方のイメージと違って作り直し…となってしまったら大変な損失になってしまいます。
そういったことを防ぐために、事前に色や雰囲気の齟齬をなくし完成形のイメージを共有する目的で作成されます。

WEBサイト制作用語 -開発編-

WEBサイト制作用語  -開発編-

開発関連でよく聞く用語を紹介します。少し専門感が増すのでざっくり頭に入れておけばOKだと思います。

コーディング

プログラミング言語を使ってソースコードを作成すること。
Webサイトの場合はHTMLやCSS、JavaScript、TypeScriptなどの言語が利用されます。
マークアップと混合されやすいですが、コーディングの中にマークアップがあると考えてもらえるといいかと思います。

フロントエンド

サービスにおいてユーザーと直接やり取りをする部分のことです。
WEBサイトではユーザーの目に触れるブラウザが相当します。フロントエンドエンジニアは、ユーザーの目に触れる部分の開発を行う人というわけです。

CMS

Contents Management Systemの略。
Webサイトを構成するコンテンツ(画像・テキスト・レイアウトテンプレートなど)を一元的に保存・管理するシステムのことです。
導入すると、ソースコードを書けない人でもCMS上のインターフェースから更新を行なったりすることができます。

WordPress

トップクラスの知名度と導入率を誇るCMSの一つです。
たくさんのデザイン「テーマ」と拡張機能「プラグイン」があり、大抵のサイトであればそれらを使用して作成が可能です。
もちろんオリジナルで1から作成も可能。ソースコードが書けない初心者/素人さんからゴリゴリソースが書ける玄人まであらゆる人が使用できます。
別の機会に詳しく解説予定です!

Basic認証

Webサイトにアクセス制限をかける認証方法の1つです。
開発環境など、外部には公開したくないサイトやページにIDとパスワードを設定することで、それを知っている人だけがアクセスできるようにすることができます。

Cookie(クッキー)

ユーザーがWebサイトに入力した情報を一定期間ブラウザに保存する仕組みのことです。
ユーザーにとっては会員サイトなどのログイン情報が保存されて次回は入力が必要なくなるなど便利な機能です。
一方、企業にとっては閲覧情報を利用してよりその商品に興味のある人へ広告を配信が可能になります。
ですが、2020年3月の個人情報保護法の改正案により日本でもCookie規制が始まりました。今後の動きに注視すべきトピックにもなっています。

-まとめ-

まとめ

いかがだったでしょうか。デザイン/開発部分は専門的になってしまうのでざっくりとした説明になりましたが、何となく掴めましたでしょうか?
どうしても横文字や略語が多くなりがちな業界なので、少しでも最初に頭に入れてスムーズなコミュニケーションができるお手伝いになれたら幸いです。
次回はWEBサイトの仕様や要素に関して紹介予定です!

この記事を書いた人

Akimoto

アキモト

前の記事

このゲーム・アニメ系サイトの演出・構成が気になった!-1月編(2023)

次の記事

【2023年3/6更新】よくわかる「Twitter API」-実装編と「Twitter API」の今後について-【「Twitter API」の有料化】

Recommend

Projects