ゲーム&アニメのWebサイトのデザインやUI制作をするとき、どんなところを意識すれば良いのでしょうか?
これはWeb制作会社にデザインを依頼する場合も気になるところですよね。
今回はデザインに入る前にチェックすべきポイントをまとめました!
とにかくそのゲーム&アニメ作品を好きになろう
「作品のことを何も知らない人より知っている人にデザインしてもらいたい!」と普通は思いますよね。
過去作や近いジャンルのゲームを実際にプレイしたり、アニメであれば原作含めてチェックして作品の魅力を自分の肌で感じましょう!
熱く語れるくらいのファンになるところからがスタートです♪
世界観を知って作品のイメージをブラッシュアップ
デザインには必ず理由があります。
世界観を知ることで「この作品はこんなイメージ」にズレが起こらないように精度を上げていきましょう!
キャスト・スタッフ
原作者の過去の代表作を知ることで世界観の特徴やファン層の傾向を知ることができますし、声優や作曲家からもたくさんの情報を得ることができます。
ジャンル
ジャンルによってデザイン方針も変わってくるはずです。
「メカ&SF」:操作パネルや配線など未来的なイメージ
「ゾンビ&ホラー」:血飛沫などドロドロしたイメージ
作品の舞台
その世界ではどんな素材&装飾が使われているのかもデザインのヒントになります。
「1950年代の日本」:古き良き時代のレトロなイメージ
「中世のヨーロッパ」 :繊細な装飾や羊皮紙、飾文字のイメージ
作品のテーマと印象
作品の持つ印象も大切です。
「兵器による戦争など重いテーマ」:暗めで重厚感のある無機質なイメージ
「ほのぼの日常の学園モノ」:明るくて楽しそうな柔らかいイメージ
ポジショニングマップ
競合と比較して作品がどの位置にいるのか把握することで、さらにイメージが深まるのオススメです!
作品のトーン&マナーを知ろう
作品ではどのようなデザインが採用されているのか細かくチェックしていきましょう。
タイトルロゴ
タイトルロゴは作品の顔。
そこには作り手の「こんな作品だよ!」という意志が投影されているはずです。
カラー
作品のテーマとなるカラーは何色でしょう?
もしキャラクターそれぞれに担当カラーがあればそれも重要な情報となります。
言語・文字
作品ではどんな言語や文字が使用されていますか?
例えば和風の作品に対して英語はミスマッチですよね。仮にその作品独自の言語があれば、デザインにも取り入れる必要があるかもしれません。
フォント
明朝体やゴシック体など使用するフォントによって印象は大きく変わります。フォントが作品にとって重要なパーツになっている場合があるので必ずチェックしましょう!
例えば…以下の作品はフォントがなければならない存在となっているはずです。
「エヴァンゲリオン」:マティス-EB
「キルラキル」:ラグランパンチ
装飾
ちょっとした装飾の使い方にも作品の特徴はよく現れます。
繊細にしたければ:細い線、ダイナミックであれば:極太の線
柔らかいイメージであれば:角丸、固いイメージであれば:直角
アメコミ調であれば:吹き出しやドット戦国時代であれば:筆線や家紋
アニメーション演出の特徴をつかもう
グラフィックだけではなくアニメーションも重要なデザイン要素の1つです。
例えばスタイリッシュな作品なのに、サイトでは動きがモッサリしているとちょっと違う気がしませんか?その作品に合ったアニメーション演出をつけてあげることでより作品の世界観が際立ってくれます。
まとめ
アニメ&ゲーム系サイトのWebデザインには、「作り手が伝えたいイメージ」「ファンが感じているイメージ」にズレが起こらないようにチェックしておくポイントはたくさんあります。
ですが、結局のところ作品への愛を持ってデザインすることが何よりも重要なことではないかと思っています。
「作品のこんな魅力を伝えたい!」という気持ちをデザインでも表現できれば素晴らしいですね!