プロジェクト進行を行う上で管理ツールなどを使う機会が多いかと思いますが、サービスがどんどん増えておりどれが良いのか悩んでしまいますよね!
本記事ではそもそもプロジェクト管理ツールとはどういうものかという点と、私が実際に使ってみたツールとその所感をまとめさせて頂きましたので、プロジェクトを始める際にどれが適しているか等ご参考になれば幸いです!
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1.プロジェクト管理ツールとは
プロジェクトを進行する上でどのようなタスクが発生しており、誰がいつまでに担当するか等を管理するのにはとても手間がかかります。
そういったタスクの進捗度、担当者、期限、優先度、作業工数、ステータスなどを管理&共有し、プロジェクトの進行をスムーズに行える様にするサービスやソフトウェアを「プロジェクト管理ツール」と言います。
2.プロジェクト管理ツールを導入するメリット
プロジェクト管理ツールを導入する事で下記のような情報の管理が容易になります。
こちらの管理に関して手間を感じている様でしたら、導入を検討していただくのも良いかもしれません。
・各タスクの進捗状況の把握
・全体スケジュールの管理
・ファイルや最新情報の共有
・個人のタスク量把握〜作業の偏り防止
・工数や費用感の把握
3.プロジェクト管理ツールの選び方
プロジェクト管理ツールにはそれぞれ特徴がありますので、自分のプロジェクトと合っているかよく検討した上で導入する必要があります。
具体的にはプロジェクトの規模感、作業人数、利用料金、外部アプリとの連携機能、対応言語、UIの分かりやすさ、機能面で過不足が無いかなどです。
また注意点として「高いコストをかけて導入したのにごく一部の機能しか使っていない」「実際運用してみると操作が分かりにくい」といった声がよく見られますので、無料プランがあるサービスから触ってみたり、契約プランによって使用できるサービスが増やせるものなどを検討していただいた方が良いと思います。
4.プロジェクト管理ツールの比較
Backlog
Backlogは2006年にリリースされて以降、ユーザーの声をもとにアップデートを続け今も幅広く使用されているサービスです。
大きな特徴としては「機能が多い」「ヘルプが充実している」「UIが分かりやすい」という点で、プロジェクト管理ツールに初めて触れる方にも優しい内容になっております。
Backlogのポイント1:多岐にわたる機能でプロジェクトを管理
Backlogは1プロジェクト毎に下記の幅広い機能が扱えます。
・課題によるタスク管理
・ガントチャートによるスケジュール管理
・マイルストーンによるフェーズ管理
・ファイルアップロード&バージョン管理機能(Subversion・Git)
・Wikiによるルール取り決め、情報共有
プロジェクト管理に必要な機能が一式揃う為、機能毎にサービスやソフトウェアを変更する手間が無いのが魅力の一つです。
Backlogはこういう案件にオススメ!
・案件に参加する人数が多い
・開発規模が大きくタスクが大量に発生する
・作業フェーズやリリース後の更新タイミングが頻繁に発生する
・GitやSubversionでのファイル管理を行いたい
Backlogのここが気になる・・・
・基本的に有料なので、費用が発生する前提でプロジェクトを進行する必要がある
・案件の規模や作業内容によっては機能過多となる
・googleのアカウントでログインができず、ワークスペース毎にBacklogのアカウントを作成する必要がある
Trello
Trelloはタスクがカード型で表示され、直感的にタスクの把握や操作が行えるサービスです。
Trelloのポイント1:タスクの操作が楽
Trelloではカードの様に課題が配置されるのですが、ドラッグ&ドロップでタスクを移動でき、進行状況や担当者の変更などを直感的に行えます。
Trelloのポイント2:タスク詳細での情報量も豊富
タスクの詳細画面では、メンバー(タスク関係者)、ラベル(タスクの区分)、チェックリスト、日付(タスクの期限)、添付ファイル、アクティビティログ(変更履歴)なども設定できます。
また、メンバーやラベルなど一部の情報はカード一覧にも表示されますので、詳細を開かずとも状況が確認できます。
Trelloのポイント3:無料で始められる
Trelloは無料で10ボード(プロジェクト)を人数制限なしで管理できるので、人数規模が少なかったり、とりあえず機能を試してみたい場合にオススメです!
Trelloはこういう案件にオススメ!
・小〜中規模でのプロジェクト
・期間の短いスピーディーな案件のタスク管理を行いたい
・プロジェクト管理にあまり費用をかけたくない
Trelloのここが気になる・・・
・カスタムフィールドや詳細チェックリストなどの便利な機能が無料では使えない
・プランによってはアップロードできるファイルのサイズに制限がある
・タスク数が多いと把握&管理が難しくなる
Asana
Asanaは複数のプロジェクトとタスクを管理でき、各プロジェクトの作業状況やデータ、チーム内のステータス等を見やすい形に可視化することができる多機能なプロジェクト管理ツールです。
例えば、プロジェクトAとプロジェクトBそれぞれの課題を管理しつつ、プロジェクト毎の残タスク数をグラフで一覧表示したり、全プロジェクトのタスク内でのステータス割合などをグラフに算出したりできます。
Asanaのポイント1:タスクの一覧機能
Asanaでは自分が対応中や対応予定のタスクを切り分けて表示することができ、リスト、ボード、カレンダーなど好みの表示形式で管理ができます。
Asanaのポイント2:レポート機能が便利
レポート機能で全体の進捗度や個人単位の成績などをグラフで表示することができ、プロジェクト毎の確認したい値を可視化することができます。
Asanaのポイント3:外部ツールと連携が豊富
Asanaは多くの外部アプリと連携しています。
どれも有名なものが多く、普段から業務上で使用しているアプリも含まれていると思いますので、連携させる事でさらにプロジェクト管理を便利に行えます。
Asanaはこういう案件にオススメ!
・関連性のある複数のプロジェクトを管理したい
・単純なタスクの発行〜作業完了までだけでなく、プロジェクト全体の進捗状況や各ステータスを見やすい形で随時管理したい
Asanaのここが気になる・・・
・15人までのチーム規模でしたらは無料で運用可能なのですが、レポートやタイムラインといった主要な機能が使えない
・先述した様な便利な機能が多い反面、UIからどの様な操作を行えるか直感的には分かりづらく、慣れるまで若干時間がかかる
まとめ
今回は3つのプロジェクト管理サービスをピックアップさせて頂きました。
それぞれ特徴やデメリットがありますので、ご自身のプロジェクトに合ったものが見つかれば幸いです!
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