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抑えておきたい!NFTゲームの世界-01-

目次

  1. NFTゲームとは
  2. NFTゲームの今後
  3. NFTゲームの将来性
  4. NFTゲーム紹介:グローバル版 「二ノ国:Cross Worlds(ニノクロ)」
  5. NFTゲーム紹介:Ragnarok Labyrinth NFT
  6. NFTゲーム紹介:資産性ミリオンアーサー
  7. -まとめ-

NFTゲームとは

「NFT」という言葉をここ1〜2ヶ月で非常に多く耳にする様になってきました。
NFTゲーム界隈で今年の初めから爆発的ブームとなった「STEPN」が火付け役のきっかけでしょうか、「歩くだけで稼げる」などテレビなどでも多く取り上げられる様になり、「NFT」という言葉事態がある程度の市民権を得てきた様に思えます。

NFTゲーム、ブロックチェーンゲーム、web3ゲーム、などその呼び名はさまざまですが、日本の大手ゲームメーカーなども相次いで参戦を謳っており、2022年の夏頃から世界的にも本格的なムーブメントが生まれるのではないかと非常に多くの注目を集めています。

そもそもNFTゲーム、ブロックチェーンゲーム、web3ゲームなどと呼ばれるものは一体どんなものなのでしょうか?
乱暴にざっくり言うと「PCやスマフォで遊べるゲームの事で、ゲーム内で特定のイベントをクリアすることで現金化できる報酬をユーザーがもらい受けることができるゲーム」となります。

ゲームで報酬をもらうために「NFT」と呼ばれるデジタルトークンを事前に購入しておく必要があったり、ゲームを公明・堅牢に運営していくために「ブロックチェーン」技術や「web3」的技術が必要であるため、前述のような呼び名でそれぞれ呼ばれています。

STEPNは「歩いて稼ぐ」をふれ込みにメディアでも多く取り上げられた。この場合のNFTはシューズで、アプリ内マーケットで購入することでトークンが付与される仕組みとなっている

NFTゲームの今後

日本が世界に誇る、資源の一つ「ゲーム」、日本のゲームメーカーで産み・作られたゲームが世界中の人々を楽しませてきたことは言うに及びません。
日本のゲームメーカーが作るメイドインジャパンの本格ゲームがweb3の世界に本格的に参入してきたら、「お金を稼ぐ」と言うことだけに軸足を置いたプロダクトではなく、新しい楽しさや考えもできない体験を生み出してくれるのではないか…と非常に期待しています。
スクウェア・エニックスさんがweb3事業への本格参入を発表したことは記憶に新しいですが、今後も多くの日本の大手ゲームメーカーがNFTゲームに参入していくことは間違いないと思います。あのゲームのあのキャラクターが、このゲームのこのキャラクターが、NFTゲームとしてプレーできたらと想像すると、一ユーザーとしてワクワクがとまりません。

NFTゲームの将来性

現状のNFTゲームでは現金化できるトークン、つまりは「稼げる」フィンテック要素(GameFi)にどうしても焦点が当たってしまいがちです。個人的にはもっと違った体験、今までにはなかった体験が生み出さられる事を期待しています。

例えばユーザー同士がつながり、一つのゲームや曲など共同で制作してリリースするツクール系ゲームや宝物(NFT)を埋めて全世界で探しある宝探しゲームなど、ユーザー自身が運営になってしまったり・自分を起点としたデジタルデータが二次三次流通することで生まれる新体験、など「稼ぐ」だけがゴールでないゲームやコンテンツが数多く生まれてくることを期待しています。

歯科しながら、現在執筆中の編集部でもどのような可能性を秘めているのか正確にはわからないことなどもまだまだ多い分野です。
本連載では編集部がweb3界隈を勉強しつつ、その中で得たアニメ・ゲームに関連するNFT,ブロックチェーンゲーム情報などを中心に紹介していければと考えています。
今回は元々は日本メーカーが制作した本格ゲームがブロックチェーンとしてリブートされている作品をご紹介したいと思います。
日本在中アカウントからのプレーができないタイトルも含まれるため、手探りな部分も多いですが、いずれ日本でもプレイできる事も願ってのご紹介です!

グローバル版 「二ノ国:Cross Worlds(ニノクロ)」

ネットマーブルさん制作にて2022年初夏にブロックチェーンゲームとして二ノ国がリリースされる様です。

二ノ国といえばLEVEL5さんxスタジオジブリさん制作で世界的にも有名なファンタジーRGPです。二ノ国:Cross Worlds(ニノクロ)はすでに日本でもアプリゲームとしてリリースされていますが、グローバル版 「二ノ国:Cross Worlds(ニノクロ)」では、ネットマーブルさんの独自開発したブロックチェーンエコシステムが適用され、ブロックチェーンゲームとしてプレイすることが可能な様です。
詳細はまだ不明ですが、ゲームのリリースタイミングと同時に「MARBLEX NFTマーケット」もグランドオープンされるということで、ゲーム内で使用するNFTなどの販売があるかもしれない、とファンの間では期待が膨らんでいます。

※グローバル版二ノ国のプレイは2022年6月1日時点では現在日本では行われおりません。

Ragnarok Labyrinth NFT

2021年にリリースしたRagnarok Labyrinthをベースに、GravityさんがP2E要素を追加したタイトルです。
ラグナロクシリーズも世界中にファンが多い日本がほこるMMORPGのタイトルの一つですね。

プレイヤーは
剣士、マジシャン、泥棒、アーチャーのいずれかの職業を選択し、ダンジョンの中に潜むモンスターを時にPVPと協力しながら倒しレベルを上げていきます。自動プレイモードで遊ぶ事も可能な様です。

※Ragnarok Labyrinth NFTのプレイは2022年6月1日時点では現在日本では行われおりません。

資産性ミリオンアーサー

2021年の年末にスクウェアエニックスさんからリリースされたデジタルシールコレクション。
この1stシーズンではゲームというよりもNFTデジタルシールのコレクション、売買といった内容の要素が強いコンテンツでした。2022年3月時点で「セカンドシーズンでは、デジタルシールの愛着を増す機能や要素をふんだんに盛り込んだゲームコンテンツをサービスの中に統合を検討中です」との公式発表もありその内容に注目が集まっています。

2021年秋の発売第1弾時にゲットした四コマ漫画シール。世界に一つ私だけのシール(NFT)である。

シールを購入した人がマーケットを通じてNFTを譲渡し、二人・三人と手渡っていってもブロックチェーンの技術によりデータの移動履歴が残る。それを利用することで、既に手元にNFTがない元所有者に対してもインセンティブなどを与えることが可能になる。

まとめ

なかなか一口に語ることは難しいNFTゲームですが、ゲームという括りで語るには事足りない、その秘めたる可能性の断片をお伝えできたでしょうか?
今後もさまざまなプロジェクトが生まれてくるかと思います、日本のゲームメーカーが参戦することで、きっと、いや確実に世界を沸かせるコンテンツが生まれてくると思います。今後もENT+では引き続き追っていきたいと思います。

この記事を書いた人

エンタクル編集部

 

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